Blog - 今回はスペシャル!! 2017. 10. 29 12:10

もう11月になってしまいますね。
なんだか今年は夏も秋もあまり感じることが出来なかったような気がしてます。

さて、そんな11月の頭、11月1日に恒例の著作権の勉強会が開催されます!
そして今回は海外からのゲストを迎えてのスペシャルな会となります。
世界のインディペンデントレーベルのデジタル権利を支援する非営利団体MerlinのCEO、Charles Caldasさんをお迎えします。

僕も1年前まではよくわかっていませんでしたが、よく言うメジャーレコード会社と言うのは『SONY, Universal, Warner』の世界3大メジャーの事を言うようです。
これが世界の常識とのこと。
よく言う国内メジャーレコード会社でのメジャーデビューというのは世界視野で見るとメジャーデビューではないんだよ、という話を聞いて驚いた覚えがあります。
インディペンデントレーベルというのはその3大メジャー以外のレコード会社・レーベルを指します。
日本のメジャーレコード会社と言われている会社もほぼインディペンデントです。
ちなみにレコード会社とレーベルの違いは?なんて事もこの会では話したりしています。

という事で、その3大メジャー以外のインディペンデントレーベルのデジタル権利を扱うというのはもの凄い規模の話なわけです。
僕が理解している範囲で簡単にMerlinの説明をさせてもらいますと、、
インディペンデントレーベルが『SONY, Universal, Warner』の3大メジャーと同じような条件で各配信サービスと契約を結ぶ事が今までは出来ていなかったそうです。
そこに1つ大きな窓口を作って3大メジャーと同じような条件、もしくはそれ以上の条件で各配信サービスと契約を結ぶ事が出来るようにするというのがこのMerlinです。
既に海外のインディペンデントレーベルの大多数がこのMerlinに参加しています。
日本はこういうところでの動きも遅いんですよね。。
そのCEOがやって来るなんて、この会もすごい事になってきたのと驚いています。
このような機会をいただけたのには理由がありまして、この勉強会を一緒行なっている谷口さんがこのMerlinの日本代表なのです。
今回は今の世界の音楽業界や音楽ビジネス、そしてデジタル権利についての話が沢山聞ける、まさにこれからを生きる音楽家達に必要な事が満載の会となります。
色々なサービスが誕生して来るであろうこれからの音楽の世界で生きていくには、自分で知識を身につけるという事がとても重要です。
事務所やレコード会社に全て任せて音楽活動をしていくという発想はひと昔前の考え方だし、正直アーティストという人の生き方としてはちょっとダサい気もしてます。
アーティスト活動を長年やって来てわかった事が沢山あります。
レーベル運営をしっかり始めてわかったレコード会社や事務所のありがたみというのもすごくあります。
だからこそ、僕が経験して来たような音楽活動方法というのはもう過去の方法で今後は激しく変化していくというのがわかります。
そういった会社と協力し合いお互いアイデアを出していくという方法がしばらくはベターな共存方法になるのではないかなと思っています。
アーティスト活動という言葉には 『その活動を続けていく為に必要な新たな方法を見出していく』 という意味も含まれていると僕は認識しているので。
どうしてもモノを作る事のみがアーティスト活動と思ってしまいがちではありますが。
もちろん音楽家のみならずレコード会社、権利関係、音楽に携わるみなさんにとってもとても貴重な会となると思いますのでぜひご参加ください。
こういう機会はこの先あまり無いと思いますのでぜひみなさん参加していただけたらと思います!

チケットはこちらで取り扱っています。

Peatix
http://ptix.at/xUojwH
チケットぴあ
http://t.pia.jp/pia/event/event.do?eventCd=1751779
EventRegist
http://eventregist.com/e/1qJnXqtWLHn2

11月1日(水)
19:30〜21:30
会場・Hub Tokyo
https://hubtokyo.com/access/
前売り:2500円 当日:3000円
東京都目黒区目黒2−11−3 印刷工場1階
会場アクセス
目黒駅から徒歩約10分