Blog - Manon And Giorgia 2014. 06. 19 11:06

Album “Cinematic”の楽曲を紹介しています。
今回は”Manon And Giorgia”です。

この曲は僕の好きな2つの映画の2人のヒロインの名前をとっています。
Manonは”愛と宿命の泉/Manon des sources”から。
Giorgiaは”黄金の七人/7 uomini d’oro”から。
フランスとイタリアの映画です。
下の写真で言うと左がManon、右がGiorgia。

manonandgiorgia

ご覧の通りだいぶキャラの違う2人です。
では何故この2人の名前をとったのか?
単純にこの映画とこの映画のサントラが好きなのです。簡単に2つを説明しますと、

“黄金の七人”の方は映画の内容自体よりサントラが有名かもしれません。Jazz系のDJの人なら知らない人はいないんじゃないかな?シャバダバ系ビックバンドです。かなり人気があったので僕もその昔だいぶ高値でレコードを買いました(苦笑)。内容はイタリア版”ルパン三世”とでも言いましょうか。という事は、Giorgiaはフジコちゃんこと峰不二子なわけです。映画の内容もかなりドタバタです。

一方、”愛と宿命の泉”はかなりの長編(たしか4時間)。プロヴァンス地方の田舎を描いた映画です。これが長いけど全く飽きない。そして映画の全編にVerdiの”運命の力/La Forza del Destino”が流れているのですが、このゆったりした音楽がこの映画にばっちり合っています。内容に関しては全く話せません!こんな僕のブログで知ってしまってはもったいない。ちなみにManon役は若き日のエマニュエル・べアールです。

元々はこの映画達の事を思い浮かべて”Manon And Giorgia”を作ったわけではありませんでした。
曲の土台を作り終わりアレンジを考えている時、自分の作ったメロディがゆったりしたアレンジにもスピード感あふれるアレンジにもどちらにも対応出来る事に気付き”何かこれは面白い事が出来そうだ”と思ったのがきっかけでした。そこで思い浮かんだのがこの2つの映画だったのです。そしてメロディをヒロインと見立て前半はManonパート、後半はGirogiaパートという感じで作ってみました。なのでこの曲は真ん中でガラッと雰囲気変わるのですがメロディはずっと一緒なのです。

“A Night In Venezia”はバンドネオンでメロディが演奏されていましたが、この”Manon And Giorgia”はアコーディオンです。初めて自分の曲でアコーディオンを使いましたがそれ以来すっかり虜です。そんなサウンドも是非Liveで生で体感してもらえたらと思います!

Cinematic tourのスケジュールはこうなっています。

■6/29 福岡スカラエスパシオ
http://bit.ly/1oqTsVH

■ 6/30 ビルボード大阪
http://bit.ly/1oqYotU

■7/1 名古屋ブルーノート
http://bit.ly/1oqYCkG

■ 7/2 ビルボード東京
http://bit.ly/1oqYLVb