Blog - アレンジ(編曲) 2013. 06. 13 07:06
僕の仕事の1つにアレンジ(編曲)というものがあります。
もうかれこれ何曲手がけたのは忘れてしまいましたがけっこうな量かなと思います。
作曲の能力というのは必ずしも年齢には比例しないのではないかなというのが僕の考えです。
僕も高校・大学とずっと勉強してきましたが、学問として作曲理論というものはあるものの実は作曲という作業の根本的なところを教える事はとても難しいと思います。
0(ゼロ)から1を作り出す作業なので。
創作意欲が湧く様な助言をする事は出来ても、その人自身から湧き出て来なければ始まらない根本的な所に対して何かアドバイスをするのは中々難しいかなと。
『メロディーを生み出す方法』という学問があるわけではないので。
ただ、作曲とは違ってアレンジというのはある程度年齢とも比例する所もあるのではないかなと思っています。
もちろんセンスがかなり問われると思いますが、それをも凌駕する知識・技術を身につけている人ならばもし万が一センスがイマイチでもそれなりの結果がだせるものなのでは?とも思います。
仕事としてのアレンジから言うとそれなりの数をこなすというのも重要かもしれません。
様々な楽器の組み合わせ、編成といったものは音を出して確認してナンボというところもあるのでやはりそれなりに経験豊富な人の方が様々なアイデアは出るかもしれません。
そんな事言ったら若いアレンジャーにはチャンスが来ないじゃないか!なんて思うかもしれませんがご安心を。
こういった経験値のまだ少ない若者には若者なりのアレンジがあります。
経験値のある人には脳内でストップがかかってしまう様な斬新なものが。
そこを求めている作曲者やプロデューサー、アーティスト、レコード会社というのも沢山存在していると思います。
ありがたいことに僕はそういう人たちに恵まれていたので様々な試みが今まで出来てきました。
さて、なんでアレンジの話をしたのかと言いますと最近個人的にビートルズのとある曲を色んなパターンでアレンジしてみたからなんです。
これは今週日曜日に行う僕の音楽についてのトークショーと言いますか音楽の会と言いますか、”音子屋”というイベントで参考資料として聞いてもらおうかなと思って作りました。
今回はピアノとチェロ用に幾つかアレンジしました。
はたして僕がやろうとしてる事が理解してもらえるかどうか不安だったので周りの何人かに聞いてもらったのですが、皆さんからはなかなか好評を得られてちょっと気を良くしてます(笑)。
もしこの曲がこの時代に存在していたらどうだったか、そんな感じで幾つかアレンジしてみました。
今では考えられないですが、この響きはまだこの時代には存在しなかった、という響きもあるのです。
同じメロディでもアレンジでこんなに変わるものか、と楽しんでもらえるかなと思っています。
JazztronikのLiveや僕のDJイベントとはだいぶ異なるイベントですが興味のある方はぜひお越し下さい!
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