Blog - CDs 2013. 01. 25 02:01

毎週の様に色々とCD&レコードを買います。

レコードは中々紹介しても見つけたりするのが大変だったりするので最近買ったCDをちょっと紹介します。

CA3K1190

 

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左列上から

『ANTONIO LOUREIRO/SO』

ブラジルの若手ピアニスト、作曲家。素晴らしいアルバムでしたブラジル音楽と言ってもAntonio Carlos Jobimの様なBossa Novaでなはいです。Egberto Gismonti,Hermeto Pascoal辺りの鬼才達やToninho Hortaの雰囲気、更にはアルゼンチンな雰囲気も持っている。こんなの待ってましたというアルバム。難しい変拍子も心地よく聞ける。僕もですが、ブラジル音楽に影響受けている日本人ミュージシャンは多いですけどなかなかこれは出来ない。こういう雰囲気を出せるのはやはり血でしょうか。

 

『BRAD MEHLDAU TRIO/WHERE DO YOU START』

説明不要BRAD MEHLDAU大先生のトリオアルバム。好きなJazz Pianistを3名挙げよと言われたら確実に挙げます。何度か【寝れない人への処方箋】でも取り上げた事があるのでJazzを詳しくなくても名前や音を聞いて事がある人もいるかもですね。僕はこの人のソロのアウト具合がたまらなく好きなんです。教科書通りのJazzな感じがしなくて。アウトってのはなんて言ったら良いかな、、そのコードに綺麗におさまった音階ではない音へ行くとでも言ったら良いかな。JazzなんてBarとかで流れてるアレでしょ、なんて思ってる人はBRAD MEHLDAU聞くと良いです。

 

『Les Miserables/OST』

大晦日に観に行った映画のサントラ。映画は大ヒットのようですね。映画が終わった瞬間館内が拍手で包まれた映画は僕も初めて体験しました。この映画はミュージカル映画なので出演者が当然皆歌を歌っているのですが、驚いたのはアフレコではなく撮影しながら歌った歌をそのまま使っているというではないですか。僕は映画観ながら音楽はこれどうしたのかなぁ、なんてずっと思いながら観ていたのですが。撮影現場にセットピアニストを付けてまずはピアノに合わせて歌って撮影しオーケストラを後で合わせたようです。凄い。とにかくLes Miserablesは名曲揃いのミュージカルなので純粋に楽しめました。ちなみにこのサントラは台詞も入ってしまっているので音楽だけ聞きたい方は違うCDを選んだ方が良いかもしれません。

 

右列上から

『CLARK/IRADELPHIC』

CLARKは一応僕の中では大きく分けるとテクノ、エレクトロニカ系のアーティストという括りだったのですがこのアルバムは良い意味で期待を裏切ってくれました。エキゾチックだったりJazzだったりを感じる瞬間もあるアルバムでした。前にSonar(だったかな?)か何かでLive setのようなものを見たとき抜群に音が良くて吹っ飛ばされたのを覚えてます。リハだったので機材覗いてみたんだけどこれがなかなかマニアックで、PC1台で済んでしまうLiveが多い中かなり好感を覚えました。

 

『FREE BLOOD/SINGLES』

これは僕も詳細よくわかっていませんが気になって買ったALBUM。で、買って大正解。こりゃ良いよ。カオスなUnderground Discoといった感じ。確か映画『128時間』のOpeningでも使われてたはず。とにかくカッコ良い。Talking HeadsやTom Tom Clubなんかの雰囲気も兼ねそろえてるかも、でも音はもっとドラッギー。元!!!(chk chk chk)のメンバーが絡んでいるようです。

 

『KINDNESS/WORLD,YOU NEED A CHANGE OF MIND』

大沢伸一サンに「良太きっとコレ好きだよ。」と教えてもらったアーティスト。Adam Bainbridgeという若者の一人バンド、一人ユニット。今回はCassiusのPhilippe Zdarもプロデューサーで参加しているようです。このCassiusもカッコ良いですよ。Kindnessの音はNew Discoというかなんというか、なんだか聞いていて懐かしくなる曲なんかも多いです。とっても新しい事をしてるわけではないけど音楽好きそうだなってのが伝わってきます。気に入ったので僕CDとアナログ両方買ってしまいました。

 

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この6枚はこの1ヶ月よく聞いてます。

ジャンルはどれもバラバラですが、僕は音楽は色んなジャンルを聞く事をお勧めします。

またいつか紹介したいと思います。