Blog - Emerald Breeze 2023. 09. 15 04:09

Jazztronik Excursions シリーズの第4弾は『Emerald Breeze』です。
久しぶりのブラジリアンテイストの曲になります。

僕の音楽を聞いてくれている人達をかなり大胆に2つのグループに分けると『Love Tribe』前か『Love Tribe』後かに分けられます。この『Emerald Breeze』は『Love Tribe』前の僕の音楽を好きだった人達には懐かしく聞こえて、『Love Tribe』後の僕の音楽を好きな人達には新鮮に聞こえるかもしれません。

僕は学生の頃にブラジル音楽に触れてからその虜になってしまいました。
ブラジル音楽のライブをやっているお店にも毎週の様に通った覚えがあります。
そうしているうちにブラジル人コミュニティの間で有名になったのか、日本に来て困っているブラジル人家族の相談をされるようになったり、なんだか不思議な方向に向かっていった時期もありました(苦笑)。
とは言っても僕はその頃まだ21歳くらい。
残念ながら何も力にはなってあげられなかったのですが。

ブラジル音楽は今でも大好きで新旧色々とよく聞いています。
何か特別な理由があってブラジリアンテイストな曲を作らなくなっていったわけではないのですが、、
何ででしょうね??
自分でも不思議です。

実はこの『Emerald Breeze』の土台となる曲は10年以上前に作りました。
ただメロディ部分がループしているだけのバージョンだったので『Emerald Breeze』の完成度に比べたら全然劣りますが。
Soundcloudにしばらくアップしていたのでうっすら聞き覚えがある方もいるかもしれませんね。
今回新たに『Emerald Breeze』を作るにあたり、当時の演奏データを探し出しピアノに関してはその10年以上前に演奏したものを使っています。意外とその当時の呪縛から逃れるのは大変でしたが、僕がしばらくやれていなかったブラジル音楽愛がかなり色濃く出せて良い感じになったと思っています。さらに、より人間的な躍動感が欲しかったので、パーカションをJazztronikで長年プレイしてくれている中里たかし、フルートを岡勇希にお願いしています。鳥の鳴き声の様にに聞こえる音は実は鳥ではなく中里さんの笛なんです。岡勇希ちゃんは将来有望な若手フルート奏者です。今回かなり長尺のソロを演奏してもらいましたがビシっとカッコ良くキメてくれています。

それでは皆さん『Emerald Breeze』お楽しみください!
毎回ライナーノーツを書いてもらっています。こちらもぜひ読んでみてください!

2023年4月リリース

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