Blog - 奥座敷03 開催 2018. 06. 05 10:06

すっかり定着してきた感のある著作権の勉強会こと『奥座敷』。
『奥座敷』と書いてサロンと読むことになっています。

最近また某芸人さんが著作権の件で話題に上がっていましたが、まあ著作権は複雑ですよね。
僕もだいぶ勉強したつもりではいますが、まだまだ新たに知る事が出てきます。
海外と日本で扱いが違う所があるのも厄介ですね。
そして先日とうとう某省庁の方々と著作権や権利ビジネスについて話すミーティングに出席しました。
一体僕はどこへ向かっているんだ(笑)、と思いつつも、これからは著作者個人がもっと権利について理解をしておくべき時代になると思っています。
もちろん著作物を扱う仕事についている皆さんも。
なので少しでもそういった事をみんなで話して知識を共有して理解を深めていこうという会です。
今回は6月28日(木)に開催です。
よろしくお願いします!!
以下詳細です。

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『野崎良太(Jazztronik)による著作権に関しての実際の音楽業界の現場からの疑問に、谷口元・林達也の著作権プロフェッショナルの両氏が詳しくそしてわかりやすく解説していくトークショー & 勉強会』として2016年に始まりました “著作権の勉強会” ですが、2018年からは装いも新たに”奥座敷(サロン)”と名を変え内容やスタイルも新たにお届けすることとなりました。

その名の示す通り、この”奥座敷(サロン)”は今までの”著作権の勉強会”よりラフでリラックスしたスタイルでの開催となります。2018年第3回目の開催場所は、渋谷区神泉の『都会の中のオーベルジュというコンセプトで、徳島の食材を使った一流の料理を体験できる宿泊施設』であるTurnTableとなりました!今回は徳島の食材を使った”おでん”とワンドリンク付きのイベントになります。

谷口・林・野崎の3氏によるトークがメインとなり著作権の話題を中心にお届けしますが、さらに視野を広め『音楽を生業とするということ』に焦点を当てていきます。毎回学生から様々な職種の方にご参加いただいているおかげで色々な話題に触れることができ大変有意義な会となっています。参加者同士の新たな横のつながりを広め、これからの音楽ビジネスに繋がるアイデアを生み出すお手伝いが出来たらと考えています。

主に上がる議題としては

・音楽の【著作権】について
・JASRACとは?
・【著作隣接権】について
・レコード会社などが持つ【原盤権】などについて
・レコードの制作販売や配信におけるお金の流れ
・最近の新たな音楽ビジネスのシステムや動向
・野崎良太がレーベル、音楽出版社を立ち上げてわかった事
・時事ネタ
 
などがあります。
今回は会場の名前がTurnTableということもありますので、上記を踏まえて

◆ 無許可でサンプリングを行ない楽曲制作をし、更にそれを無許可の状態で販売した場合、何が問題か。
◆ サンプリングは何秒までならOK?
◆ DJは楽曲使用料を支払う必要があるか?
◆ DJ Mixをweb radioや何かしらのネットサービスで配信する場合、どこかで何か楽曲使用許可をとる必要があるのか。
◆ 自分の楽曲を販売・配信するには何が必要か?

など、DJやトラックメーカー向けの内容も織り込んでこうと思っています。

音楽家(ミュージシャン・作曲家・クリエイター)のみならず、音楽に関係する職業の方、音楽の世界に興味のある学生さんなど、ぜひみなさん気軽にご参加ください!!

■ 日時 : 2018年6月28日(木)
■ OPEN / 18:45 START / 19:00 CLOSE / 21:00
■ 前売り 3500円(free おでん& 1 drink 付き
当日  4000円(free おでん& 1 drink 付き)
学生 1500円(free おでん& 1 drink 付き)
■ 会場 : TurnTable (東京都渋谷区神泉町10-3)
http://turntable.jp/
■ 出演 : 野崎良太(Jazztronik) / 谷口元 / 林達也 / 落合隼亮

~MUSIC BRAINERYとは~
野崎良太が主催するMusilogueは2018年より音楽教育プロジェクトを立ち上げます。
実技はもちろん、音楽を生業とする為に必要不可欠な知識をつけていくクラスも開催していきます。