Blog - モ・ン・ゼ・ツ  2016. 01. 19 11:01

今日は悶絶dayでした。

まず朝一不意に履いたサンダルに雪解け水が入っていて悶絶。

ケーブルに引っかかって腰を『コキッ』とやってしまい悶絶。

カカオ99パーセントのチョコレートを大量に食べてみて悶絶。

歯医者で左の下の一番奥に虫歯が見つかりそこを削られ悶絶。

 

しかし今日の歯医者での治療はヘビーでした。

麻酔も打たれ。

劣化した詰め物を削ったんですが、この振動と音がすごかった。

そのせいで脳が揺れたのか途中からくだらないことばかり考え始めてしまいました。

どうすればこの苦難を楽しく乗り切れるか。

そんな時、敬愛するブラジルのアーティストHermeto Pascoalが歯医者の治療器具で音楽を奏でていたのを思い出してしまったのです。

 

そこからは『ガリガリキュイーン♪』というあのサウンドがもう気になって気になって。

– 話は逸れますが、最近喋っているのをそのままメロディーにしているものとか見かけますけど、Hermeto Pascoalはだいぶ昔からそれをやっていたのであまり僕には新しく感じられません。。ちなみにそれをうまく新しい音楽に昇華させたchassolと言うアーティストもいます。カッコ良いですよ。-

 

『ガリガリぎュイーン♪』

この音が何か曲に聞こえたら楽しく過ごせるんじゃないかと思い、かなり考えました。

おかげでガチガチに力の入った肩も驚くほどリラックス。

ただこのガリガリサウンドはリズムのかっちりしたものにはかなり合わない。

と言う事は西洋の音楽は違う。

和モノだな、という所にだいぶ奥歯を削られてから到達。

そして色々当てはめているうちにしっくりいったものを発見しました。

『君が代』

「千代に〜ぃ、ぃ、八千代にさざれ〜、い〜」

辺りまでのフレーズが僕の治療音にそっくり。

ちなみに「い〜」のところではかなり甲高い『キュイーン』という音になる。

そこからは国家斉唱を頭の中でloopしながら治療を受けていました。

また口の中を照らす照明がいい感じで眩しい。

表彰台ってこんな感じなのかな。

 

さて、ブログを書いているうちに麻酔が切れてきました。

どうやら麻酔が効いている間に食べ物を食べたのが良くなかったのか、舌や口の中を噛んでおりました。

再悶絶。