Blog - Jazztronik BigBand tour 2016. 01. 07 02:01
年末年始に行ってきましたJazztronik BigBand tourが無事に終了致しました!
まずは年末年始のお忙しい中足を運んで下さった皆さん本当にありがとうございました。
今回は初の年明け早々のLiveというのもあったので僕的にはやっと年が明けた気分です。
BigBand編成でのLiveは2014年末に初めてチャレンジしてみました。
なのでまだ今回で2回目です。
非常に好評だったのと僕自身とても楽しかったというのもあり、また今回もこの編成でやらせて頂きました。
全8公演でしたがおかげさまでどのステージも大盛況で終える事が出来ました。
もうご存知の方も多いかもしれませんが、JazztronikのLiveというのは様々なスタイルがあります。
昨年から始めた僕1人のPiano solo Live・5人編成(violin,cello,accordion,bass,piano)のアコースティックLive・弦楽器中心のLiveだったり、singerが何人も登場するLiveだったり。
かなり色々な編成でチャレンジしています。
実はこれにはちゃんとした理由があるのですが、それは時期が来たらお話しします。
今はまだ時期ではないのです。
そんな様々なスタイルのJazztronik Liveの中でもこのBrassチームとのLiveは多分一番賑やかなLiveなのではないかなと思っています。
管楽器の音量(パワー)は本当にスゴいです。
近くで吹かれたら脳みそが揺れます。
たった1人が吹いているだけでもかなりの音量です。
それが7人も同時に吹くわけですからそれはそれはエラい事になります。
楽屋でも皆さん音を出して練習してるのですが、とりあえず会話が聞こえなくなります。
ステージ上ではそんなブラスチームに負けじとドラムもベースもそして歌さえもいつも以上のパワーを放出するのでピアノ担当の僕は軽くステージ上で霞みます。
僕が1人左端に陣取っているのに対し右側の豪華な事と言ったら。
見て下さい下の写真。
金管隊と美香ちゃんが楽しそうに踊っているのに対し、僕はライトすらあたっていない(苦笑)。
ところで一体全体いつこの踊りは決まったのでしょうか?
野球拳?何?聞かされてません(笑)。
ふと顔を上げたらあの人達が踊ってました。
このチームの中では僕も生き残るのに必死なのです。
2014年の時と全く同じメンバーではありませんでしたが、僕もBigBandをだいぶ把握して来た(と思ってます)事もあり今回はより一層まとまっていた気がします。
Liveに関して僕はあるラインからは様々な判断をミュージシャンに託す事が多いです。もちろんアレンジはまずちゃんと自分で楽譜に書いてリハーサルに挑みます。こういった人数の多いそしてアンサンブルを必要とするLiveの場合、僕にとってはアレンジして楽譜を作るという作業が本番と同じ位大変だったりします(本気でアシスタント求む)。
でも、いざリハーサルでそのアレンジした楽譜の音を出してみると色々な事が見つかります。その楽譜に書いてある事が全て正しいかと言うと必ずしもそうではありません。なのでリハーサルでそういった箇所をより良い方向に変更していきます。SAXをメインとした木管チーム(Liveで前列)・トランペット中心の金管チーム(後列)・そしてドラム・ベースのリズム隊、大きく分けるとこの3チームに分けられます。大体このチームごとに修正をしていきます。
誰か1人が何か指摘し始めると雪崩の様にドドドッと色々な箇所に対して意見が出てきます。そういう場合管楽器はそれぞれがとても個性的(ミュージシャン含む)なので、僕が1人であれこれ考えるよりミュージシャン達にも一緒に考えてもらった方がより良い結果を生む事が多いのです。
ちなみに僕はあまりに意見が多い場合、遠くの方でヒソヒソ言っている意見は聞こえていないふりをする時が少なからずあります。なので僕の知らぬ間に遠くの方で少しアレンジが変わっていたりする場合もあります(笑)。『ここ気付かれないで済ませたいな〜』と僕が密かに思っていた危険度の高いアレンジの箇所等も、実は最後の東京公演本番直前の会場リハーサルでツッコミが入っていたりします。僕からしたら「えっ!アナタ今更そんな事言うの!!?」的な。そうすると皆がまた「そうそう、そこ気になってた」とか言い始めるわけですよ。
まったく(笑)。そんな感じでワイワイと作り上げていってます。
あっという間に終わってしまったこのBigBand tourですが、今年はもっと沢山の場所でやれたら良いなと思っています。
個性豊かなミュージシャン達もより一層技を磨いて挑んできてくれる事でしょう。
最後に、今回の参加ミュージシャンを紹介します。
こんな素晴らしい10人+僕の11人でお届け致しました。
楽しんでもらえましたでしょうか?
きっと楽しんでもらえたと信じて前進したいなと思います。
Jazztronikは2016年も様々なスタイルでLiveをやっていく予定です。
どのLiveも楽しみにしていて下さい!!
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