Blog - リハーサルを終えて。 2014. 06. 25 02:06

この数日間、日曜日からのLiveのリハを行っていました。

りは

Jazztronikというプロジェクトは、いわゆるバンドとは違うので固定のメンバーがいません。
その時々でメンバーが少し異なります。
これは元々のコンセプトがそうなので今でもそのスタイルを続けています。

固定メンバーで長年活動を行っていく良さというのはもちろんあります。
僕も時々周りのバンドを羨ましく思います。
10年も続けていたらきっと打ち合わせ等しなくても簡単にLive出来てしまうと思います。

Jazztronikの様に毎回異なったメンバーの場合、新たなメンバーが参加した際にまた1から説明し直しという大変さがまず第一にあります。
特にJazztronikの場合は毎回どこかしらのアレンジが必ず変わって行くのでレコーディングの際に使用したオリジナルの楽譜が役に立ちません。
歴代のミュージシャンの譜面への書き込みの上に更に新たなミュージシャンの書き込みがされ、そしてまた新たな、、それが繰り返されて行くうちになんだか譜面がよくわからなくなり誰かしらが書き直して結局オリジナルの譜面を見ているのは僕だけなんてことがよくあります(笑)。
誰々制作の譜面なんて書いてある事すらあります(苦笑)。

何より大変なのは新たに参加するミュージシャンだと思います。
全員が全員新たに参加する人ではないですし、ある程度完成されている中に何も知らない人がほうりこまれるわけですから。
これはかなり苦行です。

なんだかこれだけ読んでいるとただ単に”Liveするのは大変”なだけに思えてしまいますが、実は違います。
僕にとってはこれはとても良いスタイルなのです。
様々なタイプのミュージシャンが入る事によって生まれるアレンジというものがあります。
それそれ違ったその人特有の音色、グルーヴ、テクニックを皆持っているので、それがぶつかり合った時に想像もしていなかった様な化学反応が起きる事が多々あります。
今回のリハでも沢山ありました。
そのおかげでもの凄く難しくなってしまった曲もありますが(苦笑)。でもかなりカッコ良いアレンジです。
こうやって様々なミュージシャンとリハに入る事というのは、僕にとって自分の曲を客観的に見れる貴重な場でもあるわけです。そして毎回そのメンバーでの最高なステージを目指しています。

今回のツアー、福岡は別ですが、大阪、名古屋、東京は2ステージ制で1stステージは主にアルバム”Cinematic”に重点を置いた内容になっています(もちろんそれ以外の過去の曲もやります)。
1st,2ndのどちらにLiveの重点を置くと言う事は全くありませんが、1stステージで行うCinematic Liveは今回しかやれない内容ですので是非観てもらいたいです。
僕が今後新たに本腰を入れてやっていこうと思っている音楽の入り口でもあります。
絶対に観て後悔することのないステージだと自信を持って言えます。
1stは平日の早い時間なので中々難しいかもしれませんが、会社終わって猛ダッシュでかけつけてもらえたらこれほど嬉しい事はありません。
そういう人いたら当日教えて下さい(笑)。

もちろん2ndは2ndでスゴいです。
着替えが必要かもしれません。
カロリー摂取してから来て下さい。
Live後では太りますよ。

福岡に関してはこのどちらにも対応なのでカロリーを大量摂取して来て下さい。

それでは皆さん、Liveでお会いしましょう!
チケットまだの方は以下のリンクから詳細へ飛べますのでお早めに宜しくお願い致します!

■6/29 福岡スカラエスパシオ
http://bit.ly/1oqTsVH

■ 6/30 ビルボード大阪
http://bit.ly/1oqYotU

■7/1 名古屋ブルーノート
http://bit.ly/1oqYCkG

■ 7/2 ビルボード東京
http://bit.ly/1oqYLVb