Blog - The Fields ~寝れない人への処方箋~ vol.4 2014. 10. 25 01:10

第4回目の放送での使用曲をメモします。

今回のテーマはアメリカの現代音楽でした。

ただ、最初はそれを説明する為にフランスの曲を紹介しました。

 

ということで1曲目。
12世紀末から13世紀初頭にかけてフランスで活躍した作曲家PEROTIN。
ペロタンというちょっと可愛い名前の人の曲です。
紹介した曲は”Alleluia Nativitas”。
演奏はHilliard Ensemble。

perotin

 

そして2曲目。
このPérotinの時代の作曲技法に影響を受けたこの曲。
Steve Reichで”MUSIC FOR 18 MUSICIANS”。

reich

 

3曲目はReichと同じくミニマルミュージックで名が知れているPhilip Glass。
ご本人は自分の音楽をミニマルミュージックと呼ばれる事を好んでいないようですが。
紹介したのは『Glassworks』から”Opening”。

glass

 

続いて4曲目。
アメリカ現代音楽の祖とも言われるCharles Ives。
紹介したのは”The Unanswered Question”。
指揮はLeonard Bernstein、演奏はNEW YORK PHILHARMONIC。

ives

 

5曲目は新しいところから。
Nico Muhlyでアルバム『speaks volumes』から”Keep In Touch”。
Bjorkとの仕事やサントラで名が知られて来た若手です。

nico

 

そしてアメリカの現代音楽と言えばこの人、6曲目はJohn Cage。
現代音楽における説明不要の大巨人。
ピアニストHerbert Henckが演奏するCageのピアノ曲集。
『Early Piano Music』から”In A Landscape”。

cage

 

最後はSamuel Barber。
様々なシチュエーションで使われる”弦楽のためのアダージョ”がとても有名です。
今回はその”Adagio For Strings / 弦楽のためのアダージョ”の坂本龍一サンのアルバム『Beauty』に収録されているヴァージョン”Adagio”を紹介させてもらいました。

beauty

 

今週はこんな内容でした。
かなり個人的には気に入っている内容ですが、だいぶ濃かった気がします。

この番組はtwitterでメッセージや僕にアレンジして欲しい曲の募集をしています。
今までは#thefieldsで行っていたのですが、この#thefieldsというのは他にも使われているハッシュタグのようですので#nerenaiで来週からはいきたいと思います。

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それでは来週もお楽しみに。