Blog - The Fields vol.3 2014. 09. 05 11:09

10月5日に音楽会The Fields vol.3を開催致します。
場所は前回と同じ代々木上原MUSICASA。18時半会場19時開演です。

kamon new

開演と言いましてもこれは通常のJazztronikのLive,Concertとはちょっと違うタイプの音楽会です。
どういったものかというのは過去のコチラのBlogに色々と書いてありますのでまだThe Fields未体験の方は是非一度読んでみて下さい。
http://jazztronik.com/2013/12/17/the-fields/

今回は弦楽カルテット(ヴァイオリン2人、ヴィオラ、チェロ)そして管楽器(トランペット、サックス2人、トロンボーン、フルート、クラリネット)&ウッドベースをメインに僕がtwitter facebook等で夜な夜な紹介している『寝れない人への処方箋 / A Prescription』の中から色々と曲を選んでそれをこういった編成にアレンジしたものを聞いてもらおうかなと思っています。ただ、先程述べた通り通常のLive,Concertとは違いますのでその曲にまつわるエピソードや各楽器の特徴についても話していけたら良いなと思っています。僕がJazztronikでも使う頻度の多い楽器が揃っているので聞いておくと今後のJazztronik Liveの楽しみ方も変わるかもしれませんね。

The Fieldsでいつか演奏したいと思っていた曲の1つにPatrick Cassidyという作曲家の”Vide cor Meum”という曲があります。

この曲は”Hannnibal”や”Kingdom of heaven”といった非常に有名な映画の非常に重要な場面で使われている曲です。自称映画音楽オタク、マニアな僕の個人的映画音楽史上Best3に入る曲です。どうやったらこんなきれいな曲が作れるんだろうと聞くたびに感服しております。

そして今回の10月のThe Fields vol.3でいよいよこの曲にチャレンジしてみようと思ったのですが、この曲実は楽譜は市販されていません。もちろん音を聞いて採譜すれば良いのですがなるべく忠実に音を拾いたいなと思っていたのでどうしようかなと悩んでいました。そんな時、奇跡が起きたのです。僕があまりにtwitter等でこの曲をよく取り上げていたのでご本人のPatrickさんから連絡が来たのです!Patrickさんは僕の『Cinematic』も非常に気に入ってくれていまして、いつしか我々メル友になっていたのです!で、楽譜の件もちょっと尋ねてみました、「どこかで買う事は出来ないですか?」と。そうしたら、「楽譜の販売はされていないから楽譜今から送るよ」と、なんと2ヴァージョンも楽譜を送って来てくれたのです!!!!!!

ほんと感謝感激です。

本人からの楽譜ほどありがたいものはありません。

今回はその他にも僕の敬愛するArvo Pärt大先生の”Summa” For Stringsにも挑んでみようと思っています。弦楽器で演奏するのはもちろんですが”Summa” For Brassになったらどうなるのか?とかやってみようかなと思っています。

 

 

“Cinematic”に収録されているCaravanを管楽器だけで演奏するアレンジも作ったので楽しみにしていて下さい!それぞれの管楽器の特性をなるべくいかしてJazz、クラシック、現代音楽、映画音楽等の要素を加えたアレンジになってます。リハで聞きましたがかなり良い感じです。この日しか聞けないので個人的にも相当貴重だと思っています。録音しとかなきゃな。

それと実はこのFieldsですが、10月からinter fmの番組としても始まります!!!!!
深夜枠でかなり濃い事をやっていこうと思っていますのでお楽しみに!!!!!

もう1度同じ回というのは多分ほぼ100パーセントないと思いますのでこの機会に皆さんに来て頂けたらと思っています。芸術の秋、音を楽しむ会”The Fields”に是非!

チケットはこちらから購入出来ますのでよろしくお願い致します!!
http://t.livepocket.jp/event?id=345