Blog - 音子屋 2013. 05. 16 11:05

今日は実は何の日かと言いますと、6月16日に池袋で行われる僕の音楽についての会”音子屋”のジャスト1ヶ月前なのです!

4月に一度このblogでは告知して”音子屋”とはどんなもんぞや、と言う事を書いています

ぜひお読み下さい↑。

 

最近ずっと告知をさせてもらっている”Live”とはまた違った方向からの音楽へのアプローチになります。

でも扱うのは同じ”音楽” ”music”です。

現在このJazztronikのHPでは【寝れない人への処方箋/A Prescription】と”Boogie&Soul”というシリーズを組んで様々な音楽を紹介しています。

”寝れない人〜”で扱うのは主にクラシック、映画音楽、ジャズ、エレクトロニカが多いですが”Boogie〜”の方ではDisco,Boogie,Soul,Funk系の音を紹介していっています。

だいぶ違うジャンルではあるし、このどちらかに興味があってもう片方にはあまり興味がないという方も多いかな?。

ちなみに”音子屋”ではこのどちらも扱う事になります。

それだけでなくもっと多様なジャンルを取り込みながら音楽に触れてもらおうと思っています。

第1回目はチェリストを呼んであるので軽い演奏も聞かせられるかなと思っています(ここはもう少し演奏家を呼ぶ等まだ変更あるかもですが)。

 

21世紀になっても未だ全ての音楽史の流れをうまくまとめている本には僕はまだ出会えていません。

クラシックはクラシック、ロックはロック、ジャズはジャズ。

クラシックの専門家はロックやジャズはあまり詳しく無い、ロックの専門家は〜ジャズの専門家は〜、、といった感じがひょっとすると多いのかもしれません。

例えばクラシックの専門家の話にジャズの話が出て来たとして、グレン・ミラーやベニー・グッドマンの名が挙がってもあまりロバート・グラスパーやブラッド・メルドー等が挙がるのは見かけません。

いや、好きですよグレン・ミラーもベニー・グッドマンも。

もちろんそういう専門家の各ジャンルにおける研究度合いは素晴らしく、そこに問題があるわけでは全くありません。

僕もそういう本を読んで育って来たので。

ただ、あるジャンルの話から他のジャンルの話に飛んだ時の痒い所に手が届かない感じが生意気ながらちょっと惜しいなと思ってしまうのです。

そしてジャンルの壁を感じてしまうのです。

考え方をちょっと変えると今の時代は少し頑張ってネットで調べたら痒いとこに手が届く情報も出てくる時代なんだと思います。

ひょっとしたらだから僕はそう思うのかもしれませんね。

ネットがない一昔前の研究者達は大変だったと思います。

だからこそこれからは今までの各研究者達が築き上げたものをリアルタイムのエッセンスを加えまとめていく必要もあるのではないかなと思うのです。

 

僕は自分自身が歴史好きというのもあってどうしても各時代の背景とその時代の音楽や文化が気になってしまいます。

加えて様々なジャンルの音楽が好きなので。

どうしても”この時代はこんな音楽しかなくて、なんで今はこんな音楽なんだろう?”といった感じで気になってしまうのです。

これは調べれば調べるほど面白いです。

本当に。

各時代の持つ音楽の雰囲気こそ違えど、やはりそういった音楽がその時流行するのにはそういう時代背景があったか、みたいな。

時代は違えどやはり同じ人間なんだな、と。

 

そしてなにより日本には一体どんな音楽史があるのか?というのも考えて行きたいです。

世界でも国の規模から考えると日本というのはとても音楽が売れている国です。

ただ正直、西洋の様な音楽史は日本にはないです。

この100年くらいでドドッと詰め込んだ感は否めません。

我々日本人にはどんな音楽の血が流れているのでしょうか。

参加してくれる皆さんと色々と考えられたら良いなと思っています。

最後に。

決して重苦しい講座ではありません!!

Tシャツ短パンでお越し下さい(笑)

 

詳しくはコチラをご覧になって下さい。