Blog - 実験的なLiveします。 2018. 12. 02 01:12

なんともう12月なんですね!

10月半ばに柴咲コウさんのツアー”ART THE KO”が終わってからは、ドラマと映画の音楽制作、松下奈緒さんとの2台ピアノでの共演曲の作曲&Recording、そしてJazztronikのLiveやイベント出演で1日も休みがなく、ついでにこの期間の記憶もあまりありません(苦笑)。

そんな中、僕主催の音楽家プロジェクトMusilogueでちょっと変わったLiveを開催します。
今月、Musilogueの第9弾アルバムとしてJazztronikの初代ベーシストの西嶋徹のアルバム『Phenomenology』をリリースします。このアルバムはほぼ西嶋君のウッドベースのみで構成されています。時々シンセサイザーの音が入ったとても綺麗な曲もあります。こちらでその曲が視聴できます。

このアルバムがとにかく素晴らしいので何かリリース記念にLiveを行いたいな、と思ったものの、何せ内容がかなりDeepなので普通にLiveを行ってしまうと来てくれたお客さんのみならず我々も置いてきぼりになる可能性が非常に高いです。
今述べた通り、内容は本当に素晴らしいです。
Jazzであり現代音楽的でもあり、そしてAmbient musicやpost classical的な要素もあります。
ちなみにMusilogueの音楽のテーマの1つにAmbient Jazzというキーワードがあります。
これは造語ですけど。
西嶋君には、長い年月かけてこの作品を広めましょう、と既に言いました。
今すぐに広めるのは、、難しいです(笑)。

そんなこんなで、どうやったらこういった音楽のLiveができるかな、と日々考えていました。
そんな時に思いだしたのが、実はMusilogueで既にリリース済みの作品やこれからリリースする作品の中にもこの作品に通ずる雰囲気を持ち合わせた作品があるという事でした。
こんな雰囲気です。

その作品を担当しているアーティストにも来てもらい、それぞれのアーティストがノンストップで交互にこういった音楽を演奏し続けたら面白いのではないかなと。
もちろん僕もピアノで参加します。
会場に確認したところ無理のない範囲内ならロウソクの使用がOKという事なので照明はほんの少しの灯りとロウソクで。
お客さん演者含め会場にいる全員が寝る可能性もあります(笑)。
ただ、音楽ってなんでもライブハウスやホールのように決まったところで同じようなスタイルで聞くのが正解ではないので。
色々なスタイルで聞いてもらって新たな発見をしてもらえたら嬉しいなと思います。

このLiveは12月11日に渋谷の公園通りクラシックスというお店で”Musilogue Music Showcase vol.9″というタイトルいで開催します。

出演者はこんな感じです。

西嶋徹(Double bass)
Yurai(Vo)
斉藤孝太郎(Electric cello)
新井みつこ(Cello)
井上新(Electric guitar)
木川保奈美(Percussions)
野崎良太(Piano)

イベント詳細はこちらのサイトをご覧になってください!
https://peatix.com/event/448579/view