Blog - 初のバンマス。 2018. 08. 30 02:08

いよいよ柴咲コウさんのツアー”ART THE KO”ツアーが始まります!!

今年の春、柴咲コウさんがMuseKという名義でも活動を始めるという際に楽曲を提供させてもらいました。
そんなご縁もあり今回のツアーに僕はピアノ兼バンマスということで色々とやらせてもらっています。
バンマスっていうのはバンドマスターの略でそのバンドのリーダーみたいなものですかね。
メンバー集めたり、アレンジをやったり、色々盛り沢山です。
なのでJazztronikの時も、特にビッグバンドの時なんかは言ってみたらバンマスといえばバンマスなんですが、今回のパターンとはだいぶ違いますね。

今回は柴咲コウさんの他は、僕(ピアノ)・ヴァイオリン(伊藤彩)・Robin Dupuy(チェロ)・藤谷一郎(ベース)という小編成です。
この編成をみてみなさん何かお気付きですか??
実はこのバンドにはドラムなどの打楽器がいません。
これはか〜なり難易度高しです。
僕が過去やって来たプロジェクトの中で一番近いサウンドはGOODPEOPLEだと思います。

JazztronikのアルバムだとCinematicですね。
Cinematicというアルバムをきっかけに、きちんと楽譜に音符を全て書いて演奏してもらう、という作曲家として原点の部分も自分の音楽には改めて取り入れ始めました。

実は前から他のアーティストのLiveの制作に関わってみたいと思っていました。
なので今回のお話をいただいた時はとても嬉しかったです。
自分の活動をしている場合、他のアーティストのLiveに関わる機会があまり多くありません。
ただ、Jazztronikでは年中様々なタイプのLiveをしているので、そこで得たものをもっと他の現場でも活かしてみたいとずっと思っていました。
マネージャーには『他の人のLiveをきっちりやってみたい』という話はよくしていました。
というところへ来たのが僕の想像をはるかに超える大きすぎるこの案件!!
当然かなりやり甲斐があります。
録音物でのプロデュースやアレンジは山ほどやって来ましたが、意外とLiveで関わるという事は今までなかったのです。
こういった大きいツアーでJazztronik以外で演奏をするのは3年前の葉加瀬太郎さんのバンドKRYZLER&KOMPANY以来な気がします。

そして何より様々なジャンルに一緒にチャレンジして来たミュージシャン達とだからこそ出来たサウンドだと思っています。
ダンスミュージック、ジャズ、ポップス、クラシック、サントラ、ほんと色々やって来てますので我々。
そんな事もありミュージシャン全員がかなり本気モードです。
というか、かなり本気モードにならないと完成させられない音楽的に濃いステージです。
もちろんみなさんどの現場でも本気モードだと思いますが(笑)。
柴咲コウさんとも既に『Blessing』という曲でご一緒しているのもあり、とても良い感じでリハーサルも進められました。
『Blessing』もぜひお聞きください!!

ART THE KOのツアースケジュールはこちらをご覧になってください!
https://koshibasaki.com/news/art-the-ko/

 

『Blessing /柴咲コウ』

 

こちらは新たな名義のMuseK versionです!
『Blessing /Musek』