Blog - Musician 2017. 08. 15 11:08
前回のblogでも少し触れましたが、実は今年の6月から実験的にLiveイベントを行なっています。
イベント名は『Musilogue Music Showcase』と言います。
LiveイベントなのでもちろんメインはLiveです。
少し通常のLiveと違うのは、僕が「この組み合わせでLiveをやってみませんか?」とミュージシャンに提案してやっているところでしょうか。
なぜそんな事を始めてみようと思ったかと言いますと、幾つか理由はある事にはあります。
僕はミュージシャンの知り合いが多い方だと思います。
好きな事をひたすら追求し続ける人、有名アーティストのバックバンドとしての場所を勝ち取る事の出来た人、日々夜な夜な様々なセッションをこなしていく人、あくまで音楽は趣味として続けて本業は別にある人、ジャンル問わずひたすら色々な仕事をこなしていく人、自分でバンドをやっている人、など、様々なタイプのミュージシャンが僕の周りにはいます。
こういう人達を説明する際に一括りにすると”ミュージシャン”ですが、上で書いているようにその中にも様々なタイプがあり、そしてそのタイプが変わると全く接触がなかったりします。ここへさらに音楽のジャンルなんてものも絡んでくるので、同じ”ミュージシャン”でも白と黒くらい違う場合があります。
こういった様々なミュージシャンにはそれぞれ良い所や面白い個性があります。
そういった部分をもっとpick upしていかないと勿体ないのではないかなと、少しプロデューサー目線で考えた時期がありました。
でも、『どうやったらそういった所をpick upしていけるのだろう?』 『それはべつに自分がやる必要はないのでは?』 といった様々な思いがめぐり結構悩みました。
その結果思いついたのがこのLiveイベントでした。
きっと皆さん『それだけ考えてLiveイベントしか思い浮かばなかったの??』と思うかもしれませんが、僕はなかなか面白いと思いました。
何が面白いかというと、冒頭に書いた僕がミュージシャンにLiveを提案するという所です。
ミュージシャンというのはどちらかと言うと比較的気の合う同じミュージシャンとLiveやレコーディングをする傾向があります。
よく知っている同士でも通常やらない編成でのLiveはあまり行わないです。
それは当然の事だと思います。
僕だって全く知らないミュージシャンを招き入れると言う事はあまりないですし、やっぱり『いつものJazztronik』を楽しみに来てくれるお客さんを楽しませたいと言う気持ちから、やはり比較的似た編成でやる事が多いです。
しかも演奏している方もこれはとっても安心するんです。
あの店のあの味が食べたいから行くわけで、そこでちょっと違う味を出されても「え、ちょっと。。」ってなりますよね。
僕は結構過去にこれ的な事はやらかしてはいますが(苦笑)。
でも、ただ、やっぱり同じ味だけになってはいかんのですよ。
同じ味はキープしつつもやっぱり何か新しい事にチャレンジしていかないと。
僕の周りのミュージシシャンは既に山ほどLiveを行なっています。
新たな事にチャレンジしようと思っても、既に回ってしまっている歯車から飛び出して新たな事を始めると言うのは中々容易ではないと思います。
でも、ミュージシャン達の活動を海外の音楽シーンの動向と照らし合わせたりするとあんな事やこんな事といった色々なアイデアが浮かんできます。
だからと言ってそのアイデアをそのミュージシャンに伝えてたとして、興味は持ってくれてもきっとそのアイデアの実現は難しいでしょう。
やはり通常やらない事を、ましてや自分のアイデアからではない僕からの提案でやるのは、それはそれはリスキーですもの。
そんなこんなを考えるモヤモヤした日々が続きました。
だってヨーロッパ、南米とか、LAあたりの音楽シーンの勢いは今凄いですよ、ホントに。
こんなに腕利きのミュージシャンが山ほど日本にはいるのに、、勿体ない、、モヤモヤもやもや。
そしてとうとう 『こんなにモヤモヤしているならば、もう自分がイベントを始めるしかない!』 となったのです。
そのイベントで、あまり接点のなさそうなミュージシャン同士や楽器、または、よく一緒にやってるけどこの編成ではやった事ないね、といった新たな組み合わせでのセッションを行う事によって新たな音楽的発見があるのではないかなと思ったのです。
第1回目はJazztronikでも同じベーシストの藤谷一郎とSAXの栗原健の2人+僕という3人でした。
このLiveイベント『Musilogue Music Showcase』ではその回で集ったメンバーでアルバム単位の音源も作るようにしています。
このメンバーで集まってLiveを行うからにはこのメンバーでのオリジナル曲がまず必要なわけです。
それをLiveで演奏して終わりではやはり勿体ない、と僕は思ったわけです。
ならば録音もしようじゃないかと。
そして第1回目はこんなアルバム『Elephant and a barbar』が出来上がりました。
偶然にもSAXの栗原くんが絵が上手なので栗原くんに描いてもらいました。
こんな感じのDeepでAmbientな雰囲気もあるJazz系音源です。
こちらのサイトで購入もできます。
https://musilogue.theshop.jp/
そしてvol.2は8月20日(日)に中目黒の楽屋(rakuya)で開催されます!!
中目黒銀座入ってすぐの右手にあります。
DJのpartyともJazztronikのLiveとも違う雰囲気をみなさんとワイワイと楽しめたらと思っています。
今回も素晴らしい組み合わせです。
間違いなく皆さんに新たな音楽の世界をお届け出来ると思っています!!
雰囲気はこんな感じです。
詳細はこちらです。
OPEN / 18:00
1st Start / 19:30
2nd Start / 21:00
予約:3500円
当日:4000円
http://rakuya.asia/schedule.shtml
チケットの取り扱いは2通りありまして、1つは”チケットぴあ”での購入。
http://t.pia.jp/pia/event/event.do?eventCd=1736114
もう1つは楽屋さんでの予約です。
http://rakuya.asia/cgi-bin/rakuya/shop/yoyakuorder.cgi?post_id=4160&session=0
ちなみに”チケットぴあ”でチケットを購入していただいた方にはこちらの缶バッジを差し上げます!!
強制ではありません(笑)
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