Blog - The City Beyond-Maboroshi(幻) 2016. 10. 22 05:10

アルバム『Keystone』に収録されている”The City Beyond-Maboroshi(幻)”の解説です。

前回紹介した”Lost Melody”はJazztronikのファーストアルバム”Numero Uno”の様な空気感を持っていると書きましたが、この”The City Beyond-Maboroshi(幻)”は数多いJazztronik作品の中でも異端児扱いされることの多い(苦笑)アルバム『en:Code』の空気感を持っている気がします。

高校,大学とずっと作曲を習っていた先生が非常に和の音楽に精通している先生だった事もあって僕も長い間そういったジャンルに関係した事を習ってきました。だからなのか、”SAMURAI”をはじめ僕の作品には和の音階のものが多いです。もちろん習っていた内容というのはポップスやダンスミュージックに活かす為のものではないのですが、多かれ少なかれそこの影響はあるのではないかなと思っています。

そして”SAMURAI”の後にいわゆる『和』のテイストを取り込みたいと思い作ったのが”Pathways”と”en:Code”の2曲でした。どちらもアルバム『en:Code』に収録されている曲です。”en:Code”では日本を代表するグループの鼓動との共演が現実となり非常に興奮したのを思い出します。この2曲は今でも自分の作った曲の中で好きなものランキングでは上位です。

実はそれ以降しばらくそういったテイストを含んだ曲を作ることは減っていました。
すぐ思い出せるところでは、”butterfly dance”は少しそういったテイストを感じますかね。
減っていったのには幾つか理由がありました。
ちょうど30歳の時にレコード会社を移ったのですがそのタイミングで僕の中でチャレンジしてみたい音楽のジャンルが変わってしまったのです。
20代の時はいかにバランス良くアンダーグラウンド感をキープするかという所が一番のポイントだったのですが、30代に入り自分のやりたい音楽をよりポップにするという所へ意識が移っていきました。ちなみにその時ちょうど作ったのが”Love tribe”でした。
もう一つの理由(これが一番大きいかな)は、和の楽器奏者に出会う事がほとんど無かったという事です。

しかし去年、やっと何か一緒に出来そうな琴奏者に出会う事が出来ました。
知人に紹介してもらったその琴奏者がこの”The City Beyond-Maboroshi(幻)”を演奏している明日佳でした。
僕の勝手な思い込みや先入観できっと純邦楽の奏者はあまり僕がやっている様な音楽には興味が無いだろうなと決めつけていたのですが、彼女は全く違いました。
どんな音楽にもチャレンジしてみたいという意見を聞いて僕の音楽的プランも一気に広がりました。

実は明日佳ちゃんに出会わなかったとしても、『Keystone』に限らず次に何かアルバムをリリースする際は琴は使いたいと思っていました。
いざとなったら家の近所にある琴教室に相談に行こうと思っていたほどです。
ここで驚愕の事実が。
色々話していて発覚したのですが、
何と明日佳ちゃんはその琴教室の家の娘さんだったのです!
それからというもの、道端で出会う事の多いこと多いこと(笑)。

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話が飛びますが、僕はウォーキングが好きです。
10キロまではウォーキング圏内です。
何が言いたいかと言いますと、この”The City Beyond-Maboroshi(幻)”という曲は夜の東京を歩いているイメージなんです。
人口密度や物価から言うとあまり東京は好きではないのですが、実は細かいところに目を向けると歴史があり面白い街で、そんな所は好きです。

この曲を作り始めた時から大編成の弦楽器とピアノと少し変わったBeatという構想は出来ていたのですが、何かもう一つ要素が欲しい、それもこの曲のイメージを決定付ける強烈な要素が欲しいと思った時に浮かんだのが琴でした。幸い素晴らしい琴奏者と知り合った後だったのですぐお願いしました。そしてこれも初めて知ったのですが、通常僕らが琴と呼ぶものは十三絃と呼ぶものだそうです。レコーディングではそんな十三絃と、それより一回り大きい十七絃を使いました。ただ、今まで一度も琴をレコーディングで使った事が無かったのでマイクの種類や位置決めにかなり時間を要しましたね。この写真はそんな実験段階ですね。

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ところで、この曲には大編成のストリングスも使われています。久々にロンドンのチームと録音してきました。
その件はまた別のblogで書きたいなと思います。

“The City Beyond-Maboroshi(幻)”は『Keystone』の中でもかなり気に入っている曲です。
素晴らしい演奏家と知り合えた事に感謝です。
そしてそんな素晴らしい演奏家と10月29日に京都の”きんせ旅館”でLiveをします!!
もちろん”The City Beyond-Maboroshi(幻)”も2人ヴァージョンで行います。
なかなか琴の演奏を間近で見る機会は多くないと思いますので是非来てください!!
”きんせ旅館”自体も歴史があり雰囲気もとても良いです。
芸術の秋っぽいLiveにしたいなと思っています。
こちらのblogにも詳細を書いています。
http://jazztronik.com/2016/10/02/%E4%BA%AC%E9%83%BDlive%E3%81%AE%E3%81%8A%E7%9F%A5%E3%82%89%E3%81%9B/

[前売ご予約・お問い合わせ]はこちらからお願いします。
きんせ旅館 : 075-351-4781
※HPのお問合わせ欄より、メールでのご予約も受け付けています。
ご予約はこちらから → http://bit.ly/rue2BU
どちらのステージかご記入ください。

以下詳細です。
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2016.10.29(土) 『Cafeヒペリカム5周年』
野崎良太 presents お琴の会 @ きんせ旅館(京都)
出演:野崎良太、明日佳(琴奏者)
2stage入れ替え制 
1ST stage 15:00 open / 16:00 start (18:00end) LIVE:60min 
2ND stage 19:00 open / 20:00 start (22:00end) LIVE:60min
MUSIC CHARGE 前売り 3,500yen(要 drink order) 各45人限定
【FOOD】: Cafeヒペリカム 雑穀米の手作りおはぎさん http://cafe-hypericum.com/
[前売ご予約・お問い合わせ]
きんせ旅館 : 075-351-4781
※HPのお問合わせ欄より、メールでのご予約も受け付けています。
ご予約はこちらから → http://bit.ly/rue2BU
どちらのステージかご記入ください。
【地図】
きんせ旅館 http://www.kinse-kyoto.com/
京都市下京区西新屋敷太夫町80
075-351-4781
Supported by 飛2
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2016.10.30(日)
野崎良太 presents 歌の会(武田カオリ) @ きんせ旅館(京都)
出演:野崎良太、武田カオリ(Vo)
2stage入れ替え制 
1ST stage 15:00 open / 16:00 start (18:00end) LIVE:60min 
2ND stage 19:00 open / 20:00 start (22:00end) LIVE:60min
MUSIC CHARGE 前売り 3,500yen(要 drink order) 各45人限定
[前売ご予約・お問い合わせ]
きんせ旅館 : 075-351-4781
※HPのお問合わせ欄より、メールでのご予約も受け付けています。
ご予約はこちらから → http://bit.ly/rue2BU
どちらのステージかご記入ください。
【FOOD】: Gion Maru-Maru
http://www.maru-maru.net/
【地図】
きんせ旅館 http://www.kinse-kyoto.com/
京都市下京区西新屋敷太夫町80
075-351-4781
Supported by 飛2
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みなさんよろしくお願いします!!!!!

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