Blog - “La Marea” for Piano 2014. 09. 29 09:09

自ら作る楽譜シリーズとして既に”Christmas Waltz” “Chromatic suite”の譜面を販売していますが、第3弾目が決定致しました。

第3弾目にはJazztronikのアルバム『Cinematic』に収録されている”La Marea”を選びました!オリジナルはシンプルなビートの上に大編成の弦楽器、ピアノ、そして沖仁サンの哀愁ギターが絡むという曲ですが、この楽譜ではそんな豪華な曲をピアノだけで演奏出来る様に新たにアレンジをしました。

ちなみに、だいぶオリジナルとはアレンジは変わっています。オリジナルではかなり複雑な和音を使っているのですがそれはそれだけの人数の演奏者がいたから成し得たのであって、これがいざ1人で演奏となると中々大変なのです。
大変というか無理なのです。
もちろんもの凄い超絶技巧を駆使すれば再現可能ではあるのですが、困った事に僕が弾けないです(苦笑)。。

なので原曲のメロディーは残しつつもピアノヴァージョンは結構アレンジしちゃえという事になりました。か〜なり時間をかけてアレンジしたおかげで個人的にはとても気に入った作品が出来ました。
でも、、やはりちょっと難易度高しです。
カルメン風になったりします。

クラシックの大作曲家の大作でもないのに購入してくれた方がすんなり弾けないというのもどうかなと、ちょっとそんな事も思いました。僕も弾きたい曲があっても中々すんなり進まなくて途中で挫折するなんて事が過去に何度がありました。

そもそも自分の曲を1人でも多くの人に演奏してもらいたいのを目的として始めたこの自作楽譜プロジェクト。

これでは本末転倒。

ということで、今回の”La Marea”はこの難しいアレンジに加えもう1つ違うアレンジのものを収録する事にしました!

もう1つの方は、簡単です。
ピアノを習った事がある方ならすぐ弾ける様になると思います、、、、、多分!
しかもこっちのアレンジの方が原曲には近いです。

自分でも不思議に思うのですが、この”La Marea”という曲は中途半端にメロディーに和音を足すくらいなら右手も左手も1音ずつの方が実はオリジナルに近づきます。
もの凄く複雑な響きを表現する為にアレンジをもの凄くシンプルにしてみました。

難易度ちょっと高い方ですがちゃんと演奏可能な様に作ってありますのでもちろん練習すれば弾けます。シンプルなアレンジのものと比べるとより情熱的かもしれません。
途中スペイン風になったりもするので。
あとは、特筆すべき点は、誰にも理解してもらえないと思いますが、、譜面の絵面が良いです(笑)。これ重要。
僕は楽譜の絵面はアートだと思ってますから。
頑張りました!

ちなみに今回のは表紙はこんな感じになっています。
この曲をよく表現してくれている絵でとても気に入っています。

La Marea a

ぜひ沢山の方に弾いてもらえたらと思います。

こちらのweb shopで購入頂けます。
http://jazztronik.com/2014/10/07/la-marea-for-piano-score/